ペットとフローリングの相性

分譲マンションも昔はクッションフロアやカーペットが主流でしたが最近では
フローリングが当たり前になっています。
更にフローリングも進化してきまして従来の突板から木目柄シートを使用した
シートフローリングが主流となっています。
以前の突板フローリングですと無垢材を仕上げに使用している事からワックス掛けが
必須でしたので表面が非常に滑りやすくペットの関節を痛めやすかったのが懸念材料でした。
またペットの粗相による尿などがフローリングを傷め、変色や腐食と言った事も悩ましい問題です。
しかしシートフローリングになってからはワックスの塗布も不要になりましたが
それは手間だけの問題でペットの飼い主さんにとっては「滑りやすい」問題は解決されていません。
シートフローリングは非常に滑りやすいのです。
ペットの尿に関しては変色と言うよりもシートのそのものが紙でできているので
染みになりやすく、これも飼い主さんにとっては大敵です。
いずれにしてもフローリングとペットの相性は今でも最悪なんです。

フロアコーティングの特性を確認しましょう

では、どんなフローリングでもコーティング施工すればペットに最適化できるのでしょうか。
それは「NO」です。
例えば安価でオプション会でも有名な水性ウレタン系のコーティングはコーティングと
称していますが高級なワックスの部類に入っています。
所詮は水溶性のワックスなので水拭きでも剥がれてしまいますので当然ペットの尿でも
簡単に剥がれてしまいます。
また施工後のノンスリップ効果もありませんので無駄なコーティングです。
大前提としてスリップし難い効果が得られるコーティングと水で溶けない油性塗料である事が大切です。

ペットに最適なフロアコーティング

まずノンスリップ効果の得られる油性塗料のコーティングは「UVコーティング」と「シリコンコーティング」です。
特にシリコンコーティングは施工直後より強靭なノンスリップ効果が得られます。
UVコーティングは材料の種類が多いので依頼時にペット用のノンスリップコーティングと注文しておきましょう。
UVコーティングは、どれを施工しても最終的にはノンスリップ効果が得られるのですが暫くしてから効果が
でるものと施工直後から得られるタイプとあります。
あと二重床構造のフローリングの場合にはUVコーティングがお勧めです。
シリコンコーティングと比較すると塗膜も厚く硬いので有効目安期間も倍ほど長いです。
特にシートフローリングは専用の材料もある事から仕上がりも大変綺麗です。
逆に直貼りフローリングの場合にはシリコンコーティングがお勧めです。
直貼りフローリングは裏面にスポンジ状の暖衝材と沢山のスリットがあり柔らかい構造になっています。
その為、UVコーティングのように塗膜が硬すぎますと割れやすいので、程よい硬さのシリコンが相性抜群です。

ペットにはカーペット施工も有効です

小型犬などでしたらフロアコーティングでも良いのですが大型犬になりますと少し心配です。
フローリングに拘らない場合に有効な方法は「カーペット施工」になります。
普通のカーペットをサイズオーダーして簡易的に敷いても良いのですが使用中に動くのが嫌と
仰る場合には専門業者へ依頼してタイルカーペットを敷いて貰いましょう。
まず下地になるフローリングを保護する観点から碁盤の目状に床用の養生テープを貼ります。
(剥がした際に接着剤が残り難いです)
その碁盤の目状に貼った養生テープの上に強力な両面テープを貼ります。
そして、その上にタイルカーペットを貼るんです。
そうする事でカーペットが使用中に動く事が無くなります。
もちろんですが専門業者による施工ですので端などの処理も綺麗にできます。
また汚れた際は部分的に剥がして貼り直しができるのもタイルカーペットの魅力でもありますね。

施工は適材適所

こう言った施工はご入居前の状態でないとできませんので、検討中の方はお早目にご相談ください。
お客様の飼っていらしゃるペットにも住居にもより施工を推奨する内容も大きく異なります。
ご自身で悩むよりも専門店に相談してベストな環境を作る事が大切です。